【参拝レポート】名取市 熊野神社(熊野新宮社)|御朱印・例祭・神楽など

名取市熊野神社

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宮城県名取市熊野堂の「熊野神社」(旧:熊野新宮社)に行って来ました。

名取熊野三山のひとつで、中心的存在です。

紀伊熊野三山と同様の地理的・方角的位置関係に勧請しています。

年2回の例祭で神楽が披露されることでも有名な神社です。

尚、名取市の観光地は「名取市の観光地・遊び場まとめ」の記事で紹介しています。素敵な場所がたくさんあるのでこちらもチェックしてみて下さい!

境内の見所

社殿

名取市 熊野神社 社殿

奥の院には入れません。

 

熊野造と呼ばれる建築様式で、県の有形文化財に指定されています。

名取市 熊野新宮社の詳細

神池・神楽殿

名取市 熊野神社(熊野新宮社)の神楽

御手洗という大きな神池があります。

 

浮島に神楽殿が常設されており、春と秋の例祭で神楽が披露されます。

名取市 熊野神社(熊野新宮社)の神池

鳥居・鐘堂

名取市 熊野神社(熊野新宮社)の鳥居

歴史を感じる鳥居です。

 

境内には鐘堂があります。

名取市 熊野神社(熊野新宮社) 鐘堂

殿物宝・石碑

名取市 熊野神社(熊野新宮社)の殿物宝

殿物宝という建物や複数の碑がありました。

石碑

碑

その他

▼奥の石は源頼朝が腰かけたとされる石です。

名取市 熊野神社(熊野新宮社)源頼朝腰掛石

 

▼境内の木々

池と木

御朱印・祭神

社務所

御朱印は書き置きです。

社務所の扉にファイルがありました。

名取市 熊野神社(熊野新宮社)の御朱印

 

祭神は速玉男尊(はやたまのおのみこと)、伊弉再尊(いざなみのみこと)、事解男尊(ことさかのおのみこと)、菊理姫神(くくりひめのかみ)、その他4柱をお祀りしています。

参考:名取市観光物産協会

新宮寺文殊堂

新宮寺文殊堂

境内入口の脇に「新宮寺文殊堂」があります。一緒に映っている木は黄楊の樹(つげのき)です。

MEMO
三間四面の宝形造りで、建立年代は定かではないが文政二年(1819年)伊達斉村(だて なりむら)が再興したと言われる。
お堂には、本尊「文殊菩薩」とその従者四体が安置してあり、一切経も約3000巻伝わっている。(立札より)

 

▼招魂碑とささきつつじ

 

例祭・イベント

春例祭

4月の第3日曜日に開催されます。

熊野堂神楽という神楽や、熊野堂舞楽という舞が水上舞台で披露されます。

どちらも宮城県の無形民俗文化財に指定されています。

秋例祭

10月の第2土曜日に開催されます。

秋例祭では熊野堂神楽が披露されます。

熊野堂神楽は出雲の流れをくむ岩戸神楽で、仙台周辺および県南部に分布する神楽の元祖とされています。

熊野神社の歴史

創建は保安4年(1123年)です。

「熊野新宮社」という名前でしたが、明治以降「熊野神社」と改称されました。

伊達家と深い結びつきがあり、文治5年(1189)には源頼朝公が奥羽東征の戦勝を祈願しています。

参考:wikipedia

駐車場・アクセス

神社の隣が駐車場とゲートボール場です。

住所:名取市高舘熊野堂字岩口中51

バス停「熊野堂」から徒歩3分です。

車で行く場合は川沿いの道(やや狭い)と、ゆりが丘の道路(ガソリンスタンドの信号を左折)があります。

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