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雨の日にお店の入口に置いてある傘を入れるビニール袋で簡単にロケットが作れます。
小学生の長男も幼稚園の次男も、一生懸命作って飛ばして遊んでました。
傘ロケットの良いところは簡単に作れて製作費が安いことです。遠くに飛ばすためにはどうすれば良いか、何度も作って試すことができます。
この作り方は我が家で一番飛んだロケットですが、修正のポイントも紹介しますのでいろいろ試してみて下さい。
用意するもの
- 画用紙
- 傘袋
- セロハンテープ
- ビニールテープ
1個当たりの製作費が5円くらいなので大量に作れます。
作り方
1.傘袋を膨らます(本体)
まずは傘袋を膨らまして先端を結びます。まずはこの状態で投げて、なぜ真っすぐ飛ばないのか考えてみましょう。空気がうまく入らずしわになってしまう場合の対処法は後ほど紹介します。
2.画用紙で羽(尾翼)を作る
我が家で一番飛んだのは12cm、6cmの直角三角形でした。1cmのりしろを作っています。
のりしろ部分をセロハンテープで止めやすいように折り曲げます。
1で作った本体にセロテープで貼り付けます。位置もいろいろ試してみましょう。
3.先端にビニルテープで重りを付ける
画用紙を貼った分、後ろが重たくなってしまっています。先端にビニルテープを巻いて最適なバランスにしましょう。
よく飛ぶ工夫
真っすぐ安定して遠くに飛ばす方法をいろいろ試してみましょう。
本体がしぼんでいる場合
先端をねじって折り曲げて、セロテープで止めます。本体の傘袋がピンと膨らんでいる方が遠くに飛びます。
羽の形や位置を変える
羽はどこに付けるのがいいのでしょうか。数や形は?ビニール袋の形状によって違うかもしれませんので、いろいろ試してみて下さい。
飛ばし方
投げ方、強さ、角度で飛ぶ距離が違います。後尾をポンと叩いて飛ばす方法もあります。
お気に入りのロケットが完成したら遠くに飛ばす方法を試してみましょう。
遊び方
チャンバラ
傘袋を膨らませただけの状態で、長男のライトセイバー、次男のバナスピア(仮面ライダー鎧武)になります。お気に入りの武器を作りましょう。
的当てゲーム
家の中で20点、50点、100点の的を作って遊んでいます。大人は利き腕ではない方で投げて対決しています。
人間を的にしても痛くないので安心です。
キャッチロケット
キャッチボールならぬキャッチロケット。何回続けられるか数えて最高記録を目指しましょう。
我が家の記録は23回です!
原理
重りや羽を試行錯誤しているうちに、ロケットを遠くに飛ばす原理が気になるはずです。空気抵抗や重心・空力中心・慣性の法則など難しい話になってしまいますが、我が家では下記のように説明しました。
弓矢の矢も羽が無ければ真っすぐ飛ばない。羽があるとうまく空気を流してくれるので遠くまで飛ぶ。でも多すぎると空気の通り道が無くなってしまう。
羽を付けると後ろが重たくなってしまうため、前側にテープで重りを付けるとバランスが良くなる。
まとめ
- 遠くまで飛んで楽しい
- 簡単に作れるので実験しやすい
- 的当てゲームなど遊び方いろいろ
- ロケットの原理が身に付く
この傘袋ロケット、私は「でんじろう先生のサイエンスショー」で知りました。子供の好奇心と実験意欲を高める素晴らしいショーでした。
でんじろう先生でお馴染みの「空気砲」もおすすめの工作です。簡単に作れますが奥が深い遊びや実験が出来ます。
ダンボール空気砲の作り方&実験・遊び方7選|空気砲は科学者への第一歩
なぜ袋は飛ばないのに羽を付けると飛ぶのか。どうすれば遠くに飛ぶのか。もっと遠くに飛ばす方法はないか。
子供たちに様々な疑問が生まれます。
その疑問をすぐに製作・実験できるのが、傘袋ロケットの良いところです。
傘袋ロケットのギネス記録目指して、最強のロケットを作ってみて下さい。
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