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宮城県名取市熊野堂の「熊野神社」(旧:熊野新宮社)に行って来ました。
名取熊野三山のひとつで、中心的存在です。
紀伊熊野三山と同様の地理的・方角的位置関係に勧請しています。
年2回の例祭で神楽が披露されることでも有名な神社です。
尚、名取市の観光地は「名取市の観光地・遊び場まとめ」の記事で紹介しています。素敵な場所がたくさんあるのでこちらもチェックしてみて下さい!
境内の見所
社殿
奥の院には入れません。
熊野造と呼ばれる建築様式で、県の有形文化財に指定されています。
神池・神楽殿
御手洗という大きな神池があります。
浮島に神楽殿が常設されており、春と秋の例祭で神楽が披露されます。
鳥居・鐘堂
歴史を感じる鳥居です。
境内には鐘堂があります。
殿物宝・石碑
殿物宝という建物や複数の碑がありました。
その他
▼奥の石は源頼朝が腰かけたとされる石です。
▼境内の木々
御朱印・祭神
御朱印は書き置きです。
社務所の扉にファイルがありました。
祭神は速玉男尊(はやたまのおのみこと)、伊弉再尊(いざなみのみこと)、事解男尊(ことさかのおのみこと)、菊理姫神(くくりひめのかみ)、その他4柱をお祀りしています。
参考:名取市観光物産協会
新宮寺文殊堂
境内入口の脇に「新宮寺文殊堂」があります。一緒に映っている木は黄楊の樹(つげのき)です。
お堂には、本尊「文殊菩薩」とその従者四体が安置してあり、一切経も約3000巻伝わっている。(立札より)
▼招魂碑とささきつつじ
例祭・イベント
春例祭
4月の第3日曜日に開催されます。
熊野堂神楽という神楽や、熊野堂舞楽という舞が水上舞台で披露されます。
どちらも宮城県の無形民俗文化財に指定されています。
秋例祭
10月の第2土曜日に開催されます。
秋例祭では熊野堂神楽が披露されます。
熊野堂神楽は出雲の流れをくむ岩戸神楽で、仙台周辺および県南部に分布する神楽の元祖とされています。
熊野神社の歴史
創建は保安4年(1123年)です。
「熊野新宮社」という名前でしたが、明治以降「熊野神社」と改称されました。
伊達家と深い結びつきがあり、文治5年(1189)には源頼朝公が奥羽東征の戦勝を祈願しています。
参考:wikipedia
駐車場・アクセス
神社の隣が駐車場とゲートボール場です。
住所:名取市高舘熊野堂字岩口中51
バス停「熊野堂」から徒歩3分です。
車で行く場合は川沿いの道(やや狭い)と、ゆりが丘の道路(ガソリンスタンドの信号を左折)があります。
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