仙台市太白区茂庭の「鍾景閣(しょうけいかく)」でとっても美味しい季節のランチを食べてきました。
旧伊達邸を復元した建物は趣があり、他では味わえない特別感があります。
帰りに茂庭荘の温泉にも入り、幸せな時間を過ごしてきました!
鍾景閣ってどんなところ?

鍾景閣は第15代当主邦宗が別邸として利用していた建物を移築したものです。
ちょうど写真を撮る時に何組か帰るところだったのですが、みんな素敵な笑顔で料理の話をしていました。期待感が高まります。
入口には庭へ続く道があり、仙台市章の原型となった鬼瓦がありました。


この紋は伊達家の始祖朝宗が源頼朝から贈られたものと記載されていました。
鐘景の松という立派な松もあります。

樹齢約300年、竜が臥している姿に似ていることから臥竜松とも呼ばれているそうです。
鍾景閣の店内

ドアを開けると伊達政宗(右)と真田雪村(左)の甲冑がお出迎え。(真田雪村は期間限定展示)
記念写真用の甲冑もありました。

9時~16時まで見学のみも可能だそうです。

個室や大きな会場があり、この部屋は客人の控え室として利用されていた場所とのことでした。

窓から見える庭園も素敵です。

平成9年に天皇皇后両陛下が立ち寄り、こちらの板は履き物を履きかえるための隠しとして使用されたそうです。

お土産コーナーもありました。
メニュー

おすすめは月毎に内容が変わる「四季彩の膳」とのことです。
▼4月のお品書き

その他にも手軽なそば膳や会席料理、仙台箪笥(たんす)料理、飲み放題付きの宴会プランなどがあります。


超豪華!四季彩の膳に大満足

豪華なお膳が2つです。

引き出しの中にも小鉢があります。

せっかくなので全部合わせて写真を撮りました。

とにかく全部美味しかったのですが、私は山菜の天ぷらが一番好きでした。

蕗の薹(フキノトウ)と春舞筍(はるまいたけ)は新鮮で上品な苦味があり、感動です。
お刺身はマグロ、カンパチ、甘エビ。

ぷりぷりコリコリのカンパチに、マグロが3切れも入ってました。


甘辛いふき味噌が乗った鰆(さわら)の焼きもの、ご飯がすすみます。

右側の白い塊りは酒粕(さけかす)です。いくつか献立表に書かれていない料理があったので聞いてみたところ、料理長が大盤振る舞いで追加することがあるそうです。味や雰囲気だけでなく料金のお得感があり、みんな笑顔になる理由が分かります。
▼煮物

ふわっふわの海老饅頭や、たけのこ、大根などなど。
山菜ごはんも美味しくいただきました。

最後にデザートとコーヒーも付きます。

伊達文化を感じる建物でいただく美味しい料理。お得感も満載で毎月通いたいお店です。
ごちそう様でした!
茂庭荘で日帰り入浴

周辺を散歩した後、茂庭荘の日帰り温泉へ。
桜が咲き始めており、露天風呂からの景色が綺麗でした。
現在、お花見バーベキュープランが開催されています。
▼詳細はこちらの記事で
店舗情報・アクセス

286号線から約800メートルの場所にあります。正面が茂庭荘、右が鍾景閣、左が共同駐車場です。
- 営業時間:11:30~15:00 17:00~20:00(夜は完全予約制)
- 定休日:なし
- 住所:宮城県仙台市太白区茂庭字人来田西143-3
- 公式サイト:鍾景閣
仙台南ICから車で約5分。バス停「茂庭荘入口」からの送迎や団体時の無料送迎があります。


