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東北大学雨宮キャンパス跡地を見て来ました|イオンや仙台厚生病院、マンションが建設予定

東北大学雨宮キャンパス跡地

東北大学農学部雨宮キャンパス跡地の様子を見て来ました。

商業施設、医療・福祉施設、集合住宅施設の建設が予定されている大規模再開発エリアです。

歴史や今後の予定をまとめています。

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東北大学雨宮キャンパス跡地とは?

東北大学雨宮キャンパス跡地

かつては低湿地の田園であり、大正14年に旧制第二高等学校(後に新制東北大学に包括され廃校)が片平から移転しました。

戦災で焼失後、昭和22~28年に宮城高等女学校(現・宮城県第一高等学校)、昭和24年から平成29年3月まで東北大学農学部のキャンパスに。

平成29年4月に東北大学農学部は青葉山新キャンパスへ移転しています。

 

広大な跡地の利用について、仙台全体の街づくりに大きな影響を及ぼすため商工会議所に東北大学、仙台市、学識経験者らをメンバーとする「東北大学キャンパス移転まちづくり会議」を立ち上げ移転後の跡地利用について検討が行われてきました。

東北大学キャンパス移転

仙台市の地区計画ガイドによると「周辺市街地と調和する杜の都の次代の市街地モデルにふさわしい快適な居住環境と、豊かな暮らしを彩る賑わいと安心安全をバランス良く備えた複合市街地の形成を図ることを目標」としています。

雨宮キャンパス跡地は約9.3ha。西側に医療・福祉施設地区、南東に商業施設地区、北東側に集合住宅施設地区を計画。

 

地区の東側はイチョウ並木が美しい愛宕上杉通りです。

愛宕上杉通り

▼南側は北六番丁通り

北六番丁通り

勾当台通り~宮町通り間には、江戸時代から四ッ谷用水の本流が通っており、上杉山橋があったそう。

上杉山橋跡

昭和10年代初めに暗渠となりましたが、現在も道路の下を広瀬川の水が流れています。

商業施設地区はイオンの予定

東北大学雨宮キャンパス跡地 イオンモール建設予定地

敷地面積約3.5ha、延床面積約83000㎡(商業施設約50000㎡、駐車場約33000㎡)、エリア南側に商業棟、北側に駐車場棟を建設予定。

商業棟は地上4階建て、駐車場棟は地上6階建てです。

駐車場棟と商業棟は各階に連絡通路を設け屋上駐車場は車両の往来も行えるそう。

商業棟屋上にも330台を配置し合計1638台の駐車場となる見込みです。

また、仙台市の「杜の都 景観計画」の重点区域に位置していることから周辺の街並みと調和するよう配慮。

建物の高さは周辺建物と同程度にし、アースカラー等の落ち着いた色彩に。
敷地内には地域住民の憩い・交流の場となる広場や緑豊かな歩行者用通路など緑化空間を整備。
敷地内既存樹木については可能な限り保全活用する方針。

▼更地になった跡地にはまばらに樹木が残されていました

東北大学雨宮キャンパス跡地の敷地内樹木

約2800本あった敷地内樹木のうち、活用可能な49本を保存活用します。

キャンパス時代の本数を超す樹木を新しく植え、伐採した木は建設材や商業施設の椅子・ベンチ、土壌に撒くチップへの再利用を検討しているとのこと。

参考 東北大雨宮C跡地再開発 活用可能な樹木49本のみ イオン再調査河北新報

また、東北大学農学部の記憶の継承として3つの記念碑をキャンパス跡地内に配置する方向で東北大学と協議しています。

 

▼かつての正門付近には旧制二高の同窓会が整備した北六記念碑が残っていました

北六記念碑 粟野観音像

粟野観音像

旧制二高の粟野健次郎教授を顕彰して建立されたもの。

二高雄大剛健之碑

二高雄大剛健之碑(背面から撮影)

二高の校風を表した碑。旧制二高の創立90周年にあたる昭和51年に設置されました。

 

そのほか商業施設の外構には旧制二高時代から残されていた赤レンガ壁のイメージを継承したデザインを取り入れ、四ッ谷用水をモチーフとしたモニュメントの整備も行う予定とのことです。

建設予定地は集合住宅施設の南側。

モニュメント予定地

当初の予定では平成31年度供用開始予定でしたが、現在はまだ更地の状態でした。新しいまちづくりの要となるため環境保全や景観・緑化計画など関係機関と調整が続いているためかもしれません。

医療・福祉施設地区は仙台厚生病院

仙台厚生病院予定地

青葉区広瀬町に立地する仙台厚生病院が2024年度に新築移転予定となっています。

現在は病院用地の地盤改良工事が行われていました。

看板

 

▼地区内西側にある磐上神社・雨宮神社は工事フェンスの外に

磐上神社・雨宮神社

現在の社殿は旧制二高校舎に大正14年頃新築された泰安殿(戦前の日本において各学校で御真影や教育勅語などを収めていた建物)を終戦後に譲り受けたものだそう。

集合住宅施設地区は2つのマンション

東北大学雨宮キャンパス跡地のマンション

野村不動産と住友不動産のマンションが建つ住宅エリアです。

愛宕上杉通り側は野村不動産のマンション「プラウドシティ仙台上杉山通」。

プラウドシティ仙台上杉山通

敷地面積7900㎡超、地上13階建て総戸数209戸の大規模マンションです。2020年1月に完成し、現在も先着順販売中。

 

西隣には住友不動産のマンション「シティハウス堤町雨宮町」。

シティハウス堤町雨宮町

敷地面積約7915㎡、地上13階建て総戸数204戸の大規模マンション。

2021年11月下旬完成予定、2022年4月下旬入居開始予定。第1期販売開始は11月下旬予定です。

現在は着々と工事が進んでいました。

マンション群

あとがき

雨宮キャンパス跡地

雨宮キャンパス跡地の外周を歩いてみると、正門があった南側交差点付近は樹木や記念碑があり、昔の面影がわずかに残っていました。

年季の入ったレトロな赤レンガの塀がとても印象的だった東北大学農学部雨宮キャンパス。

新しく生まれ変わる跡地も杜の都仙台と調和する素敵なエリアになって欲しいと思います。